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しゃくりじゃなくてしゃっくり

NHK教育テレビおかあさんといっしょ』の歌のおねえさん、はいだしょうこ画伯の「チェリーブラッサム」がYouTubeにUPされていました。

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最初のライトの点滅や歌い始める前のお辞儀もちゃんとカバーしていて好感度高し。→参考: 【HD】 松田聖子/チェリーブラッサム (1981年) - YouTube

そしてコメント欄の次のコメントが目を引きました。

・ちゃんとしゃくりも入れてくれる

・語尾のしゃくりまで再現してるのがすごい

 

こういう動画もあります。

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現在では聖子ちゃんのトレードマークと思われがちな歌い方ですが、調べてみると起源はもっと古くて、”しゃくり”ではなくて”しゃっくり”唱法だそうです。

『ヒーカップ唱法』は1950年代のロカビリー(音楽ジャンル*エルビス・プレスリーなど)で広まった歌唱テクニック。 
歌のテクニック『ヒーカップ唱法』【様々な表現・ニュアンスを生み出す】

 ’50年代のアメリカンポップスと共に持ち込まれたヒーカップ唱法が、どういうわけか日本ではアイドルの歌唱法として定着したようで、例えばキャンディーズがよく使っていましたね。 

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♪ゆきがあっ⤴︎ とけて かわにぃ⤴︎ なあって♪

♪つくっしぃ⤴︎ のこが はずっかぁ⤴︎ しげに♪

 

そして、このキャンディーズの「春一番」を、若き日の松田聖子(蒲池法子)が歌った動画があります。YouTubeの威力!

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うーむ、 全然しゃっくりではなく、真っ直ぐに歌っています。芸能界入りする前からやっていた訳ではないようです。

作詞家の三浦徳子の証言によると、

三浦が「母音をしゃくりあげるような歌い方」と表現する特徴的な歌唱法は同じく初期の楽曲の作曲を手掛けた小田裕一郎から受けたレッスンの影響によるもので、彼の歌い方にそっくりだという。

松田聖子 - Wikipedia

 それでは、小田裕一郎の自作自演「青い珊瑚礁」を聴いてみましょう。

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♪ゆうけいむとぅー れえすきゅーみぃ〜い ⤴︎

 なるほど。ちゃんとやってます。さすが、聖子ちゃんの”音楽の父”ですね!

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 ”聖子ソングの中で一番好きな曲”というアンケートだと違う結果になるかもしれませんが、”聖子ソングの中で一番聖子らしい曲”というアンケートなら「青い珊瑚礁」がダントツの一位になるでしょう。松田聖子を作ったのは小田裕一郎三浦徳子(そして信田かずおと大村雅朗)であることを忘れてはいけませんね。

 

<おまけ>

サザンオールスターズによるカバー。桑田佳祐も聖子ちゃんはポップスの女神だと言ってましたっけ。

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